音楽と巡る写真紀行:白い岸壁の美しさ、セブン・シスターズ(イギリス)

白い岩壁が美しい

音楽と巡る写真紀行:セブン・シスターズ編。

後半、イギリスに合う音楽をセレクトし紹介します。

セブン・シスターズ、イーストボーン(イギリス)

 白い岩壁を目指す:セブン・シスターズ

イングランド南部の海岸沿いで有名な景勝地であるセブン・シスターズ。ここへはブライトン在住の友人の車で向かった。

ロンドンからのアクセスとしては、ロンドン・ヴィクトリア駅から電車でブライトンまで行き、そこから路線バスで向かう方法がある。あるいは電車でイーストボーンへ行き、そこから同様に路線バスで。ブライトンもイーストボーンもどこかリゾート地のような雰囲気をまとったいい街。

さて、セブン・シスターズ。多分王道な行き方があるのだろうが、僕らは途中で車を止めて、草原を歩いて崖の上を目指すコースにした。

のどかな風景の中を崖を目指す

美しい牧歌的な風景の中、有名な白い岸壁を目指す。それにしても、「セブン・シスターズはこちら→」みたいな標識が全然なく、これがかの有名な観光地なのかと思ったほど。「綺麗な場所はあるけど、行きたければ頑張って行ってきてね」という感じ。観光地ぽくなくて僕は好きだけどね。ともあれ、崖に出るのかと少し不安だったが、海の方向に向かって歩く歩く。

草原の彼方に海が見えはじめる

セブン・シスターズという名前でも知られるイングランド南部の白い壁。フランスのカレーから船でイギリスを目指すと、やがて白い岸壁が見えるそうだ。海上に突如現れる白い壁は、さぞかし綺麗なことであろう。一度カレーからドーヴァー海峡を船で渡ってみたいものだ。

ウィリアム・チャールズ・キャンベル・モニュメント(手前)とベル・タウト灯台(奥)

夏の太陽が沈みかけていた。そして崖に着く。いきなり地面が消えて、絶壁になっているのだ。

見渡すと白い岸壁は果てしなく続いていた。寝っ転がって崖の下をのぞいて見る。もの凄い高さだ。真っ白な壁が海岸沿いから突き出てきているかのよう。

セブンシスターズに夕陽があたる

美しく白亜の壁が海岸線に続いている。夕日にあたり、やがて白い壁が色味を増していき、夜が訪れる。セブンシスターズは、その評判以上に美しい場所であった。青い空に青い海、そして草原と白い壁。イギリスの良さがここには全てあった。

セブン・シスターズへの旅にオススメのプレイリスト

イギリスの旅に合うミュージックをセレクトしました。

北ドイツのミュージシャンであるトビアス・ヴィルデン。彼のアコースティックギターの調べがとても心地いい。都会にもマッチしますが、イギリスの田園風景にもマッチする珠玉の音色です。

In Transit by Tobias Wilden

美しいピアノの音色にアコーディオンやサックスが入ってきます。柔らかな空気感であったり、霧がかかっていたり、色々な情景が浮かんできます。こうした情景はイギリスの美しい風景にもとてもマッチします。

auguries by the sleeping beauty

コールドプレイの「ゴーストストーリー」。美しくもどこか寂しい雰囲気がとてもイギリスぽくて、いい感じです。コールドプレイの中でもお気に入りの一枚。

GHOST STORIES, Coldplay

ボンジョヴィのボーカリストのソロ作品で傑作アルバム。ボンジョヴィといえばニュージャージーですが、僕にはイギリスのドライブにもマッチしました。爽やかな時期にイギリスを旅するのにピッタリです。

Destination Anywhere, Jon Bon Jovi

Photo and Writing by Hasegawa, Koichi

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