音楽と巡る写真紀行。今回紹介する場所は、パリ左岸プラスモンジュからカルチェ・ラタンの界隈。
そして後半、オススメのジャズアルバムを紹介します。古き良きノスタルジックなパリにジャズはぴったりです。
ムフタール通りで食事をし、その後カルチェラタンへ行ったら、散策ついでにジャズクラブにふらり立ち寄るのもいいですね。
パリ(左岸:プラス・モンジュからカルチェラタンのエリア)
プラス・モンジュで食べ歩き
パリに住んでいた頃、よく友人達と食事に出かけたエリアがプラス・モンジュの界隈。とてもいい感じのエリアなので、パリへ出かけることがあったら、ぜひブラブラしてみてはどうでしようか。
学生の頃によく行ったエリアなので、安くていいお店が多いです。
ムフタール通り(Rue Mouffetard) 周辺には、チーズ屋、魚屋、肉屋などのお店や、レバノン料理などの中東系のレストラン、もちろんフレンチ・ビストロも。また、週末にはマルシェも行われるため、地元の人も沢山訪れるエリアなんです。
パリ大学の学生や地元の人も多く、値段もお手頃の食堂も多い印象。高級食材の揃うマドレーヌ界隈などに比べ、プラス・モンジュのエリアは、パリの下町のような雰囲気が心地良いです。
※ オススメのパティスリーを紹介。
カール・マレッティ (Carl Marletti)。フランスの「フィガロ紙」で1位を取ったタルト・オ・シトロン(レモンタルト) ももちろん美味しいですし、チョコレートが大好きな人にはエクレアもオススメ。
場所
この界隈の歴史
ムフタール通りは元々古い通りで、パリが城壁で囲まれていた中世の時代は、パリの外側にあったエリアになります。しかも、19世紀にナポレオン3世のもと行われたパリ大改造では、区画整備から外れたため、中世のままの通りが結構残っているんですね。
パリ中心部は、パリ大改造によりいくつもの大通りが走っており、美観を目指した道造りになっています。対してこのエリアは、入り組んだ中世ならではの道が多いのも特徴の一つ。
もちろん、建物は近年の物が多いし、オシャレなお店も多いですが、パリ中心部とはまた違った雰囲気を感じさせてくれるため、散歩にもいいですね。
カルチェ・ラタンとジャズ
カルチェ・ラタンは昔から学生街として知られます。
この名前の由来。それは、まだフランス語がフランスの統一言語になる前までさかのぼるらしいです。ヨーロッパ中から学生が集まった中世の時代、ラテン語が学生達の共通の言語でした。ここはラテン語が話されていた地域というわけなんですね。
ジャズクラブ:カヴォー・ド・ラ・ユシェット
さて、有名なジャズクラブを紹介しましょう。パリは昔からジャズが盛ん。有名なジャズクラブの多くは右岸にも多いです。シャトレの辺りには世界的なライブハウスも。
カルチェ・ラタンにはパリのジャズにおいて欠かせないクラブがあります。
1946年にオープンした老舗ジャズクラブであるカヴォー・ド・ラ・ユシェット (Caveau de la Huchette)。世界中の一流ジャズミュージシャンが演奏したことでも知られます。
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また、映画『ラ・ラ・ランド』(2016)の後半部分で登場する事でも有名になりました。この映画の音楽も素晴らしいので、ぜひ映画の雰囲気にも浸れるサウンドトラックも。
ブラブラとパリの夜を散歩。プラス・モンジュでご飯をしたら、夜カルチェ・ラタンへ繰り出し、ジャズなんてどうでしょう。
オススメのパリ・ジャズ:伝説的なジャズミュージシャン達
「パリのジャズ」で最初に思い浮かべるのが、ジャンゴ・ラインハルトであろう。伝説的なジャズギタリストだ。
シドニー・べシェ。ルイ・アームストロングと並ぶ巨匠。映画『ミッドナイトインパリ』のサウンドトラックにも収録しているSi tu vois ma mereはパリの雰囲気にばっちり。
古い録音ですが、とにかくオシャレでカッコいい。
Photo and Writing by Hasegawa, Koichi
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