旅先で見つけた物たち:トーマス&ウィリアムズのアンティーク・ランプ(イギリス)

マイナーズランプ。画像はAmazonより。

旅先で見つけたオススメの物を紹介するシリーズ。

今回はマイナーズランプを紹介します。

イギリス製 アンティークランプ トーマス&ウィリアムズ GOLD Miners Lamp E.Thomas & Williams

イギリスで見つけて一目惚れしたランプです。インテリアにもいいですし、もちろんランプとしても。キャンプや自宅など室外で活躍します。キャンプが流行っていますが、ランタンとしてもいいですよ。カッコいいです。

イギリス製 アンティークランプ トーマス&ウィリアムズ GOLD Miners Lamp E.Thomas & Williams

1860年にイギリスで誕生したトーマス&ウィリアムズ。炭坑夫が使用する用途で作られたランプで、マイナーズランプと呼ばれます。マイナーとは英語で鉱夫のことをいいます。

今はオリンピックの聖火を運搬する時に使用される物なんですよ。

オリンピックのオフィシャルランプとしても有名です。画像はAmazonより。

天空の城ラピュタでの登場シーン

マイナーズランプは、「天空の城ラピュタ」に登場します。

パズーとシータが炭鉱に落ちて、炭鉱内で飛行石が光だす場面。そこでマイナーズランプで洞窟内を照らすシーンがありますね。

炭鉱の仕事は暗闇の中で行われますが、マイナーズランプから出る暖かい光が彼らを包みました。その柔らかい光は、暗闇の中で仕事をする彼らにとって、とても大事なものでした。

そんな炭坑夫のために作られたランプなので、しっかりとした作りが特徴です。ずっしりと重いです。それと、美術工芸品のような美しさがあるので、所有感も満たされます。

産業革命の歴史から

18世紀にイギリスで起こった産業革命。蒸気機関とかが有名ですね。彼らの産業で欠かせないものとなった石炭。これを手に入れるため、イギリスでも沢山の炭鉱ができました。そうした炭鉱において活躍したのが、マイナーズランプということになります。

マイナーズランプによって炭坑夫も奥へ奥へと仕事場所が広がっていきましたが、それはまた危険を伴うものでもありました。

やがて、エジソンによる電球の発明があり、マイナーズランプから電球へと変わっていきます。

 

イギリスで見つけたランプ。オススメですよ。ヨーロッパの雰囲気がたまらないです。

Writing by Hasegawa, Koichi

天空の城ラピュタ

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