音楽と巡る写真紀行、デンマーク編。
後半、コペンハーゲンに合うミュージックをセレクトし、紹介します。
ニューハウン、コペンハーゲン
北欧の透き通った空気が気持ちがいい。コペンハーゲンは、まさにそんな透き通る空気が包む北欧の街。
ある年のイースターホリデー、ロンドン・スタンステッドからコペンハーゲンへ飛んだ。行きたい所は色々あるが、まずはカラフルな港街ニューハウンを目指す。
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コペンハーゲンの象徴的な場所であるニューハウンは、北欧では人工で作られた最も古い港として知られ、活気あふれる場所として今も沢山の人で賑わう。
ここはいわゆるウォーターフロントで、運河には観光用のボートが入り、街には飲食店が軒を連ねるなど、現在ではエンターテインメント地区としての顔を持つ。
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ニューハウンは国王クリスチャン5世が建造を命じ、1670年から1675年にかけて造られた。ここは当時、海から旧市街へとつなぐ入り口であり、運河にはいくつかの橋が架けられた。
ニューハウンの北側には、カラフルなタウンハウスが立ち並ぶ。とても綺麗で、澄み渡った青い北欧の空にとても合う。一番古い建物はNo.9で、歴史は1681年に遡るそうだ。
アンデルセンのお気に入りの街を歩く
ハンス・クリスチャン・アンデルセン(1805-1875)は、デンマークを代表する童話作家で、今も世界中で読まれる『人魚姫』『マッチ売りの少女』などの童話はとても有名。約170点の作品があるそう。
ニューハウンはアンデルセンが住んでいたことで有名。1845年から1864年まで住んだNo.67が彼の住居だった。
19世紀の昔、アンデルセンがこの街に住んでいたのを思いながら、ビール一杯といきますか。
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コペンハーゲンの旅にオススメのプレイリスト
コペンハーゲンの雰囲気に合うミュージックをセレクトしてみました。
Roman Andrén, The Oyster of Basatsan
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ロマン・アンドレン
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ランデシ
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イザベラ・ラングレン
Writing and Photo by Hasegawa, Koichi
撮影カメラ
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