「夜の散歩シリーズ」夜のロンドン、テムズ川沿いをウェストミンスターからタワーブリッジまで散歩

夜のタワーブリッジ(ロンドン)

「夜の散歩シリーズ」ロンドン・テムズ川沿いをお届けする。

夜のロンドンのリヴァーサイド。テムズ川の水の音や街の音、人が歩く音を聞きながら川沿いを歩く。そしてライトアップされたロンドンの街。ロマンチックな夜だ。

Shino
Shino
うわー!ロンドンの夜いいですね!特に川沿いをお散歩するのは雰囲気がとってもよくてオススメです!夏場なんか最高ー!

今回歩くルートは、ビックベンから川沿いにタワーブリッジまで。歩くと結構時間がかかるが、ご飯を食べたり、寄り道しながらのんびりと散策してみよう。

今回の散歩ルート

ドンキーさん
ドンキーさん
ちょっと距離もあるので、なんなら、日にちを変えて、どこかで分けて歩いてもいいかもしれないですね。テムズ河畔を歩くのはいい気分ですよー。
ロンドンに夕暮れがきた

ウェストミンスター周辺にも夕暮れがきた。川面に太陽の光が当たって光っている。テムズ川沿いの街灯にも灯火が灯り始める。



ウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)とビックベン

ロンドンを代表するランドマークであるウェストミンスター宮殿ビックベン。テムズ川越しに眺める。ここからの風景がいかにもロンドンへ来たという思いにさせてくれる。ロンドンへ行ったらまずはここへ行くのがオススメ。

Shino
Shino
ビックベンを見るとロンドンに来たなー!って実感しますね!テムズ越しに夜のビックベンはとっても綺麗。
夕暮れ時のビックベン。街灯にも光が灯った。

ウェストミンスター宮殿とビックベンの夜景もとても綺麗なので、橋の上や川沿いから眺めてみよう。この辺りで食事をして、夕暮れを待つのもいいと思う。辺りはすっかり夜だ。

ウェストミンスター宮殿は、1834年の大火事で建物の大半が消失してしまった。そのため新しく建てられたのが今の宮殿である。

夕暮れのテムズ河畔を歩く

大英帝国繁栄の象徴であったタワーブリッジ

タワーブリッジは、世界一有名な橋の一つに数えられ、映画にもよく登場する。
近年ではトム・クルーズ主演の『ミッション・インポッシブル ローグネイション』でロケ地として登場。ロケ地巡りとして行くのも、映画ファンには楽しい時間になるはず。

タワーブリッジと夜景が最高に綺麗。

1894年に建築家サー・ホーレス・ジョーンズのデザインにより完成した橋の長さは244m。
そして、お城の塔のような特徴的な二つのブリッジタワーの高さは65m。

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2つの塔はガラス張りの遊歩道で固定され、観光客に人気のスポットになっている。
Shino
Shino
タワーブリッジに来たら、下から見上げてみるのも面白いですよ。凄いタワーを造ったものです。

タワーブリッジの歴史を紐解く

橋が完成したのは、大英帝国絶頂期であるヴィクトリア女王が統治していた時期 (1837年-1901年) 。
設置された地域は、イーストエンドと呼ばれ、貧困、犯罪、人口過密などで荒廃としていた。

では、何故その場所に立派な橋を作ったのであろう。

それは、イーストエンド地域の開発プロジェクトと商業活性化のためと言われている。

離れた場所にはロンドン橋があったが、テムズ川下流にも橋が出来たので、さぞ便利だったことであろう。インフラの整備も経済の流通を加速させるためには必要だ。

また、跳ね橋式のデザインになった理由は、大型船の往来のため。タワーブリッジ近くにはロンドン港があり、ロンドン橋とロンドン塔間は、プール・オブ・ロンドンと呼ばれる大型船が沢山帰港している地域だった。よって、固定式の従来の橋では船の航行に支障をきたすため、開閉式にデザインされた。

Shino
Shino
タワーブリッジ建造は、時代の要請もあったんですね。

そんな歴史を感じながらロンドンの夜を歩いてみる。煌びやかな街の光が水面に映りそれもまた美しい。

夜のテムズ周辺は雰囲気がある。

ロンドンの旅にオススメのプレイリスト

ロンドンの雰囲気に合うミュージックをセレクト。

まずはダイアナ・クラール。都会の夜にはやはり上質のジャズボーカルがいい。とてもリラックスした感じで、異国の夜を彩ります。

Diana Krall, wallflower

ジャズギターの巨匠であるウェス・モンゴメリー。彼のビートルズもとてもカッコいい。

WES MONTGOMERY, A DAY IN THE LIFE
WES MONTGOMERY, A DAY IN THE LIFE

ミュゼットのオシャレな雰囲気がまたロンドンに合う。旅先で聴くのにオススメのミュージシャン。

Musette, Datum

イギリスの産んだ大きな才能の一つであったエイミー・ワインハウス。その迫力のあるボーカルを堪能しよう。それにしても、彼女の音楽は何故かとてもロンドンに合う。

Amy Winehouse, Back to Black

Photo and Writing by HASEGAWA, Koichi and Shino

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