世界遺産の街エディンバラ:旧市街と路地裏散策のすすめ

エディンバラの秋は美しい

世界遺産の街、スコットランドの首都エジンバラを訪れてみませんか?

エジンバラは、歴史と文化が息づく美しい都市であり、ユネスコの世界遺産にも登録されています。古くからの伝説や神話が語り継がれ、壮大なエジンバラ城が街を見守る姿は、まるで時が止まったかのような美しさです。石畳の道を歩きながら、中世の雰囲気に包まれた狭い路地や素敵なカフェを見つける楽しみは、まさにエジンバラならではの魅力。

また、スコットランドの豊かな文化や伝統を体感できるイベントやフェスティバルも盛りだくさん。アートや音楽が織りなすエネルギーに満ちたこの街で、心に残るひとときを過ごしてみませんか?

Shino
Shino
エディンバラは雰囲気がよくてとってもいい街です。ゆっくり散策したいですね。

エディンバラの場所

 

はじめに

エジンバラ旧市街:歴史が息づく迷宮の街

エジンバラの旧市街は、歴史的な魅力と文化的な深みが交錯するエリアです。ユネスコの世界遺産にも登録されているこの地区は、中世の面影を色濃く残し、石畳の路地や美しいアーケード、印象的な建物が立ち並びます。特に、ロイヤル・マイルは旧市街の中心を貫くメインストリートで、エジンバラ城からホリールード宮殿までの約1マイルの距離を歩きながら、様々なショップやレストラン、歴史的な名所を楽しむことができます。

このエリアでは、スコットランドの歴史を感じられる数多くのスポットが点在しています。例えば、セント・ジャイルズ大聖堂は、美しいゴシック建築が特徴で、訪れる人々を魅了します。また、ウィリアム・バークとウィリアム・ヘアの悪名高いストーリーを辿る「スコットランドの犯罪博物館」もおすすめです。

旧市街の迷宮のような路地を歩くと、隠れたパブやアートギャラリーが見つかります。歴史的な雰囲気の中で、地元のビールや伝統的なスコティッシュ料理を楽しむことも、エジンバラの醍醐味です。

エジンバラ旧市街は、歴史と文化の宝庫であり、旅人を魅了するスポットが盛りだくさんです。今回はこのエジンバラ旧市街を歩いてみましょう。

世界遺産の街エディンバラを歩く

スコットランドの首都エジンバラ:旧市街と新市街が織りなす美の饗宴

スコットランドの首都エジンバラは、旧市街と新市街が見事に調和し、その美しさは世界中の旅人を惹きつけています。街全体がユネスコの世界遺産に登録されているのも納得の魅力です。

数多くの見どころがあるこの街の中で、特におすすめしたいのが旧市街とその狭い路地裏の散策です。中世の趣が色濃く残る旧市街は、石畳の道や歴史的な建物に囲まれた、まるで時間が止まったかのような場所です。狭い路地裏に足を踏み入れれば、隠れた魅力やユニークな風景に出会うことができます。

僕自身、いつかヨーロッパの古い街の路地をテーマにした写真集を出したいと思うくらい、路地が大好きですが、エジンバラの古き良き路地裏もまた、訪れるたびに新たな発見がある素晴らしい場所です。歴史と文化が息づくエジンバラの旧市街を歩いて、その魅力を感じてみてはいかがでしょうか?

エディンバラ旧市街には沢山の路地裏小路が。

エディンバラ旧市街を歩く:王の道ロイヤルマイル

エジンバラに到着したら、まずは旧市街のメインストリートであるロイヤル・マイルを目指しましょう。この大通りは、エジンバラ城から始まり、街の中心を貫いています。歴史的な建物や魅力的なショップ、カフェが立ち並ぶロイヤル・マイルは、まさにエジンバラの心臓部とも言える場所です。

この通りを歩くことで、古き良きスコットランドの雰囲気を感じながら、エジンバラの豊かな歴史に浸ることができます。観光名所が点在し、ストリートパフォーマンスや地元のアートも楽しめるため、訪れるたびに新しい発見があります。さあ、ロイヤル・マイルの魅力を存分に味わって、エジンバラの旅をスタートさせましょう!

ロイヤルマイルを歩く

途中セント・ジャイルズ大聖堂があるので、ぜひ見学したいですね。この大聖堂はスコットランド国教会の本山であり、長い間スコットランドにおける宗教の中心でした。

12世紀に建造が始まった歴史ある大聖堂なので、中世を通して様々な歴史の舞台になってきました。ここはステンドグラスが有名で、とても綺麗です。

ハリーポッターの『ホグワーツ』のモデル:エディンバラ城

エジンバラを訪れた際には、有名なエジンバラ城を見逃すわけにはいきません。この城は6世紀にケルト人によって築かれ、中世を通じて何度も増築されてきました。キャッスルロックと呼ばれる130メートルの岩山の上に位置しているため、エジンバラのどこからでもその雄姿を見つけることができます。

エジンバラ城は、歴史的な背景と美しい景観が融合したスポットで、特に夏には多くのフェスティバルが開催され、世界中から観光客が訪れます。城内では、王室の宝物やスコットランドの歴史を感じる展示があり、訪れる人々に深い感動を与えています。エジンバラ城は、歴史と文化を体感できる特別な場所であり、旅の思い出を一層豊かにしてくれることでしょう

エディンバラ城

このエディンバラ城は、映画ハリーポッターに出てくる「ホグワーツ魔術学校」のモデルになったと言われています。映画で出てくる建物は、尖塔が沢山あるお城みたいな学校ですが、丘の上にあるイメージは、エディンバラ城を彷彿させます。

作者のJ.Kローリングは、ここエディンバラでハリーポッター第1巻を書き始めました。その原作を元に映画化されたわけですから、エディンバラ城をはじめ、旧市街の雰囲気は、ハリーポッターの世界そのままです。

彼女は、執筆しながら窓から見えるエディンバラ城を物語に取り入れたのかもしれませんよね。

Shino
Shino
むむ!私もカフェで執筆と行きますか!!

ちなみに、ハリーポッターを執筆したカフェ「エレファント・ハウス」は旧市街にあります。このお洒落なカフェで執筆をしたんですね。また、最終巻を執筆した高級ホテル「バルモラル・ホテル」は街の中心にあります。いつか行くことがあれば、奮発して宿泊してみてはどうでしょう!

Shino
Shino
うん、映画を観るとホグワーツ魔術学校は、どこかエディンバラ城っぽい!
ハリーが走り回った石畳の街は、エディンバラを彷彿とさせます。

セントジャイルズ大聖堂やエディンバラ城を後にして、我々はこの重厚なロイヤルマイルから小路、クローゼスに入ってみましょう。

路地裏小路クローゼスの魅力

ヨーロッパの旧市街には中世からの美しい路地や小道が点在しています。喧騒から離れ、こうした静かな場所を歩くことが大好きで、よく散策に出かけます。特にエディンバラ旧市街には、多くの魅力的な小路があり、その一つ一つが独自のストーリーを持っています。

狭い路は幅数メートルしかない。

重厚なスコットランドの首都の小路を歩くと、何か物語の中に入ったかのような感覚になります。まさにハリーポッターの世界ですね。特に雨上がりの時なんかは、雰囲気があります。

旧市街は、新市街の丘の上の方にあり、旧市街と新市街を結ぶ路は階段が多いです。よって、どのクローゼスに入っても、やがて下り坂になって階段になります。

旧市街には路地がたくさん。

「この路を抜けると、どこに出るんだろう。」「この階段を降ったら何が見えるのかな。」

そういった楽しみがクローゼスの魅力。エディンバラを歩いていて路地裏や階段があったりすると、何か楽しいです。

古い街なので、石畳の道が続きます。旧市街から新市街方面にはたくさん小さな階段がありますが、階段を降りた先に突然とエディンバラの視界が開けるロケーションがあります。

ひらけた場所から街を見ると、エディンバラは旧市街と新市街が調和した美しい街というのが一目でわかります。新市街は、18世紀後半から作られた街で、新古典主義の建築が美しい。

Shino
Shino
エディンバラは新旧の街並みがとても綺麗で、まさに世界遺産です!

この新旧の街並みの調和が美しいとして、世界遺産に登録されたそう。路地の小路や階段を抜けて、新市街へ降りて行ってみましょう。そこには新しいエディンバラの街が待っています。

旧市街の路地小路は魅力いっぱい。

スコットランドのタータンチェック

最後にスコットランドで有名なタータンチェックを紹介します。旧市街には、タータンチェックを織る工場があって、見学ができます。お土産にもいいですね。

Shino
Shino
タータンはおしゃれでステキですね。バーバリーチェックやギンガムチェックも有名ですよね。

タータンチェックは、スコットランドの伝統的な織物で、色々な色を使って織る格子柄の生地を見たことがある方も多いと思います。もとは北部ハイランド地方の伝統文化から発祥したとか。家柄を表す家紋のようなものとよく言われますが、これは詳しくはわかっていないそう。

ともあれ、16世紀ごろからハイランドには定着した織物ということらしいです。

タータンチェックが織物機の中に見える。

スコットランドでは伝統的に男性もタータンチェックの入ったスカートを着ます。部族や地域によって模様や色が違うのが面白いです。3000から7000のタータンチェックがあるそうです。凄いですね。

今ではファッション的にもよく見かけます。20世紀に生まれたバーバリーチェックも有名です。

Shino
Shino
ロキャロンのマフラーはステキよねー!自分用に何枚か持ってます。オススメー!

まとめ

エディンバラ旧市街と路地。重厚な建物と雰囲気のある路地を紹介しました。イギリスの伝統と歴史を感じながら時間の旅に出かけてみましょう。

Photo and Writing by Hasegawa, Koichi and Shino

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