好きなエアポートシリーズ:フランスの空の玄関、シャルル・ド・ゴール空港(パリ)
シャルル・ド・ゴール空港は、フランスの誇り高き空の玄関口だ。この巨大な空港は、世界中からの旅人たちを迎え入れ、パリの美しさと魅力を初めて体感させてくれる場所だ。ターミナルを歩くと、煌びやかなフランスの文化が息づく空間に圧倒される。アートやデザインが随所に散りばめられ、フランスの洗練されたエスプリを感じることができるだろう。
アクセスの面でも、シャルル・ド・ゴール空港は優れた利便性を持っている。空港へのアクセスは、RER B線を利用すれば、パリ市内中心部までわずか30分ほど。空港を出た瞬間から、華やかなシャンゼリゼ通りや歴史的なルーブル美術館へと向かう旅が始まる。
空港内には、パリのエッセンスを凝縮したショップやカフェが揃い、旅行者はここでもフランスの美味しい料理やワインを楽しむことができる。旅のスタート地点として、シャルル・ド・ゴール空港は単なる移動の場ではなく、フランスの文化と歴史を体験する貴重なひとときを提供してくれる。
さあ、シャルル・ド・ゴール空港で旅の扉を開き、フランスの魅力を存分に味わおう。
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シャルル・ド・ゴール空港
アクセス
パリ市内からの近郊電車RER B線を利用すれば、わずか30分でパリ北駅へと到着する。窓の外に広がる美しい風景を楽しみながらパリへ向かおう。
また、空港へのバスも便利。オペラ座から出発するロワシーバスやエールフランスバスは、手頃な料金で快適に空港へ行ける。個人的には、ロワシーバスをよく利用するが、料金も手頃でおすすめ。
さらにオススメはタクシー利用。定額料金で安心感があり、特にパリ市内や空港からの移動には非常に便利。空港とパリ右岸の間は50ユーロ、左岸まででも55ユーロで行ける。パリの右岸と左岸の区別は、セーヌ川の流れに由来している。右岸にはオペラ座や凱旋門が、左岸にはエッフェル塔やオルセー美術館が。それぞれの地区を訪れる楽しみを思い描きながら、快適な移動が可能だ。
さあ、シャルル・ド・ゴール空港へのアクセスを通じて、旅の期待感を高め、新たな冒険への扉を開こう。
シャルル・ド・ゴール空港を楽しむ:建築好きにもたまらない
フランスの人には「ロワシー空港」という呼称で呼ばれるシャルル・ド・ゴール空港。パリ北東部にあるロワシーにあるため「ロワシー空港」だ。
パリにはオルリー空港が古くからあるが、大型機の発着と大量輸送時代を見越して60年代から新空港の建造を開始し、1974年に開港したのがシャルル・ド・ゴール空港。
第1ターミナル:昔懐かしい建物がい
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ターミナルは3つあり、中でも第1ターミナルが1番古く、僕は今も70年代の雰囲気が建物に残った第1ターミナルがお気に入り。円筒形のビルと当時の近未来的なエスカレーターがなんともいい。
建築家ポール・アンドリュー(1938-2018)が手がけた第1ターミナル。外観もドーナッツ型の円形で、有名な立体交差するチューブ型のエスカレーターがなんとも近未来的で、カッコいい。
第1ターミナルは全日空をはじめとするスターアライアンス系の航空会社が発着する。僕は日本発着の全日空、またはイングランド中部から飛ぶBmi Babyがここに発着するため、何かとよく使う。
エールフランスが発着する第2ターミナルとLCCが発着する第3ターミナル
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第2ターミナルは、エールフランス・KLMをはじめスカイチーム系の航空会社(日本航空含む)が発着する空港最大のターミナル。ヨーロッパ内の路線を結ぶ便が多いのもあり、利用する機会が多い。
このターミナルもアンドリュー氏が関わった。ターミナルによって内装も外観も少し変わってくるのが面白い。ターミナル2Fなどは、ガラスを多用した作りで、とても綺麗だ。
また、出発ロビーを歩くとわかるが、天井がコンクリートの打ちっぱなしになっている。これがなんともノスタルジックでもあり、デザイン的なもカッコいい。照明の具合もいい感じ。
第2ターミナルは大きいこともあり、免税品店舗も豊富だ。ゆっくりと買い物が出来るのが、ここのターミナルの好きなところ。また、Paul(パン屋さん)などがターミナルに入っているため、ここで軽めの食事も便利。
ところで、今はエールフランスもシャルル・ド・ゴール空港でもセルフチェックイン。フランスでのチェックインなので、セルフチェックインも何かと気が楽だ。
スーツケースの重さを測ったり、中の荷物を取って軽くしたりといった光景がなんとも空港らしい風景だ。ここド・ゴール空港でもよく見かける。
オススメのホテル
パリからのアクセスもいいので、空港周辺にわざわざ泊まる事もないかもしれないが、早朝や深夜の便を使う場合、または空港でゆっくりとしたい方には空港泊がオススメ。
シェラトン パリ エアポート ホテル:空港の中にあるホテルで、ここは絶対オススメ。特に飛行機好き、空港好きにはたまらないホテル。
部屋からも飛行機が見えたり、旅の気分に浸れること間違いなし。パリを早く発って、シェラトンでゆっくり過ごすのもオススメ。
Writing and Photo by Hasegawa, Koichi
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