はじめに
鉄道旅の楽しみ方はいろいろあります。
車窓に広がる景色を楽しんだり、乗ってくる地元の人の話し方から土地の雰囲気を感じたり。電車に乗るのが好きな人も多いでしょう。
そしてもうひとつの楽しみは、駅弁ですね。
駅弁は、国内旅行の醍醐味のひとつです。
今回はその駅弁を紹介します。第一弾です。
駅弁の楽しみ:列車の旅には駅弁を!
旅行前に駅弁の下調べをしてみましょう。ご当地グルメを列車で楽しむのが国内旅行の醍醐味ですが、旅行前に知識があると、なお楽しいです。
※駅弁の予習にオススメの書籍
旅鉄BOOKS 026 駅弁大百科:日本の駅弁文化は素晴らしい!と感じられる一冊です。この本を頼りに鉄道旅をするのも楽しいですね。
新富士駅:出ました!富士宮焼きそば弁当
僕は東海道新幹線のこだまをよく使います。こだまは、後から来るのぞみとひかりが追い越していくのを駅で停車して待ちますよね。長い駅だと、5分ぐらいは停車するでしょうか。僕はその時間を利用して新富士駅ホームに降りてみました。
あったあったご当地弁当。
静岡県の富士宮といえば富士宮焼きそば。ここで買ってみたのは富士宮焼きそば弁当。ちょっと変わっている弁当ですが、ご当地感があって良い。
富士宮にまで行かなくとも有名なB級グルメを新幹線で味わえました。
仙台駅:海鮮幕の内が楽しい
冬の東北は雪景色が綺麗です。車窓に広がる雪景色を楽しみながら、お弁当といきましょう。
東北新幹線に乗ったら東北の贅沢弁当といきたいです。例えば仙台だと牛タン弁当が美味しいです。もちろん、仙台には美味しい牛タンのお店が沢山あるのですが、仙台に降りる予定がない人は、アツアツの牛タン弁当いいですよ。車内や駅構内で買ってみましょう。
東北の自慢は、何と言っても食材が豊富なところ。海の幸と山の幸が1年を通して楽しめるという何とも羨ましい土地です。
寒い時期には海鮮関係が美味しいので、仙台駅で探してみることにしました。仙台など大きな駅では、ずらりと弁当が並んでいます。
海鮮系の駅弁も目に留まるはず。ぜひ試してみたいですね。
オススメ海鮮駅弁としては、一関と仙台駅に売っている「平泉私の好きな金色うにめし」。これは、お茶で炊いたご飯の上に、味がついたウニがびっしりの駅弁。ウニ好きにはたまらないです。
もう一つは、「鮭はらこめし」。これはその名のとおり、鮭とはらこの駅弁。少しお酒の味付けがあって、とっても美味しい。
青森駅:名物ホタテを弁当で食べる
本州最北端の青森。ここもやはり海の幸が豊富です。列車内でも海鮮を楽しみましょう。下の写真は妻と二人で青森駅から特急津軽に乗る時に買ったホタテ弁当。青森はホタテが有名らしく、弁当にもなっているくらい。
秋田駅:有名な花善の鶏めし弁当
秋田駅で買った鶏めし弁当が個人的にお気に入り。秋田の大館駅ができたのは明治時代。駅開業当時から営む花善という有名な弁当屋さんが作る駅弁です。有名な弁当の割には首都圏では買えないらしく、まさにご当地で楽しみたい弁当の一つ。
最近では東京を通り越して、パリに進出したことでも話題になリました。鳥の煮汁で炊いたご飯の上には甘辛い鳥がのっています。これがまた美味しい。新幹線こまち号に弁当を買って乗り込みます。車窓には秋田ならではの田園風景が広がるので、車窓を見ながらお弁当といきたいですね。
名古屋駅:名古屋飯を新幹線で食べよう
名古屋といえば味噌カツ。八丁味噌とソースがブレンドされたいわゆるご当地グルメとして有名な「名古屋めし」です。
名古屋駅では味噌カツ弁当を。やはりカツは揚げたてが美味しいですよね。その意味で、今度はお店で食べてみたい、そう思わせてくれた弁当です。
いかがでした?美味しい駅弁を楽しみましょう!
Writing and Photo by Hasegawa, Koichi and Shino
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