西洋美術史への扉:ルノワール──幸福を描いた画家 (講座資料)

ルノワールを旅する:パリと南フランス

パリ:モンマルトル(ムーラン・ド・ラ・ギャレット)

印象派の若き画家たちが集まった自由な丘。
初夏のダンスホールの光景は、当時の現実の“喜びの場”でもありました。
ルノワールは、ここで人々の社交・幸福・生命の輝きをつかみます。

モンマルトル(パリ)

南フランス:カーニュ=シュル=メール

晩年のルノワールが定住した地。
地中海の光の下で、家族に囲まれながら制作を続けました。
身体は壊れていくのに、絵はますます若々しく、幸福へ向かっていく──
この逆説が晩年作品の魅力です。

南フランスの海岸にて(ニース)

【講座のキーワード】

① 光の効果

印象派の光をさらに発展させ、“空気そのものを描く”ことで

木漏れ日・揺らぎ・時間の感覚を可視化した。

② 古典の引用

イタリアのルネサンスに触れ、印象派の光と古典の構成を統合しようとした。

③ 生命の表現

裸婦は“生命の強さ”の象徴。内側からあふれる生のエネルギーを描いた。

次回予告

次回はピカソ。
バルセロナ時代から「青の時代」と初期作品を中心に、“若きピカソ”に迫ります。

また、引き続いてマティスを取り上げます。

ピカソ編では、バルセロナ時代から、パリへ出てからの青の時代や桃色の時代、そしてアヴィニョンの娘たち、キュビズムを掘り下げていきます。

マティス編では、マティスの画業とともに、既に地位を築いていたマティスが、若きピカソの挑戦を受ける美術史上でも非常に興味深い時代をピカソ vs マティスとして注目します。
(詳細は別途。また、しのざき文化プラザホームページでも公開します)

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