音楽と巡る写真紀行:アルプスの滑り台。グリンデルヴァルトでの一枚(スイス)

アルプスの滑り台

音楽と巡る写真紀行スイス・グリンデルヴァルト編。

後半、スイスの旅にオススメの音楽をセレクトし紹介します。

グリンデルヴァルト

アルプスの村々の美しさ

スイスの山奥に入っていくと、雄大で美しいアルプスの山々に囲まれた村が沢山ある。グリンデルヴァルトもそうした村のひとつ。

ハイキングコースが整備されているため、夏は多くのハイキング客で賑わう。

スイスの初夏は本当に気持ちがいい

夏のグリンデルヴァルトへ行った時のこと。山の中をハイキングしていると、可愛らしい木製の滑り台があった。

美しいアルプスが広がる中で滑ったら気持ちいいだろうな。大人でも滑りたい。一人旅だったため、一人で滑り台を滑るのもちょっと恥ずかしい。

周りに誰もいないのをキョロキョロ確かめてから、滑り台に登ってみる。山々が美しい。シャーっと滑る。

いやー、なんて気持ちがいいんだ。

滑り終わって立ち上がったら、ちょうど歩いてきたカップルと目が合った。彼氏の方がにっこり笑って、親指をあげてグットサイン👍。僕も照れながらグットサイン👍。

次に滑る時は、彼女か奥さんと一緒がいいかな、そう思ったアルプスでのひと夏の思い出。

アルプスの移牧

牛も気持ちよさそう

ふと周りを見ると、すぐ近くに牛がいるではないか。人に慣れているのか、周りを気にしないのか。

気持ちよさそうに草を食べまくっている牛をジィーッと見ていた。

まさに我(われ)関せず。やりたいことをやっている感じが、なんとも励みになった。

夏場は山の上の牧場で生活

とはいえ、放牧をする家の人は楽ではない。早朝から起きて牛の搾乳をし、牛を放牧する。小さな牛の世話やチーズ作り。

それに移牧がある。草を求めて、牛と山々を移動しながら世話をする。暑い夏は山の上の牧場で、冬場は山を降りて麓の牧場で。いやはや、頭が下がる。

それと、実は放牧のおかげで綺麗な芝のような野原がキープできるとのことだ。そう、牛の放牧のおかげで雑草もなく、我々も呑気に綺麗な草原を見ながらハイキングできるという訳。

今日もスイスの景観は、こうして酪農農家の人の努力と牛のおかげで保たれてる。

グリンデルヴァルトの旅にオススメのプレイレスト

スイスの旅に合うミュージックをセレクトしました。

メロウでオシャレなビートが洗練された空間を演出すると人気なランデシ。「ローフェイヒップホップ」を代表する一枚。

Playtime, L’Indécis

キース・ジャレットの伝説的なコンサートを収録した1枚。彼の奏でる圧倒的なピアノの音色の美しさはまさにスイスの雰囲気にもピッタリ。ジャズを代表する名盤。

The Koln Concert, Keith Jarrett

とても綺麗でドラマチックなピアノを奏でるため、夕暮れの時間にピッタリの1枚。旅の雰囲気に浸れること間違いなしです。

Into The Sky, Nick Rosen

アシッドフォークを代表するニックドレイク。彼のジャズやクラシックからの影響を取り入れたサウンドは、いい雰囲気を醸し出します。

Five Leaves Left, Nick Drake

Photo and Writing by Hasegawa, Koichi

 

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