プロフィールと実績

プロフィール

旅・芸術・文化を軸に、美術史研究と講座、ブログ「旅に魅せられて」を運営しています。

自己紹介

音楽と旅を愛する美術史研究者。秋田市出身。
イギリス・ノッティンガム大学および大学院(美術史)修了。フランス語学留学経験あり。

専門は19世紀フランス絵画(特にルノワールの光表現)、およびヴェネツィア・ルネサンス美術
美術史理論として、ルネ・ユイグ、ベルクソンの知覚論・時間論にも関心を持ち、絵画理解の新しい方法を探究しています。

ヨーロッパ各地を旅しながら、都市の光、歴史が醸す空気、美術館文化を実地で学んできました。
現在は江戸川区を拠点に、「西洋美術史講座」「美術史サロン Edogawa Art Salon, Tokyo」を開催し、名画の“読み解き”をわかりやすく伝えています。

研究テーマ(現在)

以下の3つを中心に、論文および出版に向けて研究を進めています。

  • ■ ルノワール研究:光の表象と知覚の問題
    印象派における“光”の解釈史、その視覚的・哲学的基盤の再検討。
  • ■ 美術史方法論:ルネ・ユイグ、ベルクソンの時間・知覚論
    作品の「読み方」そのものを問い直す、美術史の新たなアプローチ。
  • ■ ヴェネツィア・ルネサンス美術と都市空間
    ティツィアーノや都市景観に見られる光、東方文化の影響、空間感の特質。

これまでの研究領域(背景)

大学・大学院では、美術史の広範な分野を横断的に学びました。
以下はその一部であり、現在の研究の基盤となっています。

  • 19世紀フランス美術(マネ、ドガ、アングル、ジャポニスム)
  • 美術史理論・視覚文化研究(ベンヤミン、サイード、アイコノロジー論)
  • 英美術(ターナーの水彩画研究)
  • スペイン美術(ゴヤ)
  • 20世紀美術・視覚文化(マティスとピカソ、アメリカ広告文化)
  • イタリア建築史・ファシスト期の都市計画

※現在はテーマを絞り込み、ルノワール研究/美術史方法論/ヴェネツィア美術に集中しています。

学歴

  • ノッティンガム大学大学院(英国) M.A. Art History
  • ノッティンガム大学(英国) B.A. Art History

講座・活動実績

  • しのざき文化プラザ(東京・江戸川区)主催「西洋美術史入門」シリーズ(2025–)
  • 美術史サロン「1枚の名画を読む」シリーズ(2025–)
  • 新聞掲載(2025年11月)「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」論考
  • ブログ「旅に魅せられて」運営(2019–)

メッセージ

美術は、時代を越えて人と世界をつなぐもの。
講座や文章を通して、名画の背後に広がる物語や、旅先で出会った光の記憶をお届けできれば幸いです。

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